10月17日(土)バレーボール教室①

東近江市スポーツ推進委員

2015年10月21日 18:38

総合型地域スポーツクラブが主催して行った「親子で楽しむはじめてのバレーボール教室」を紹介します。
元プロバレーボール選手田中聖美(まさみ)さんをコーチに迎え、幼稚園・保育園の5歳児~小学3年生くらいまでのお子さんと
その保護者の親子を対象にしたバレーボール教室を開催しました。

現在は現役を退かれたとはいえ、やはりオーラが違います!
そして背が高い!!(笑)

最初は参加者の皆さんも緊張気味の様子でしたが
田中コーチから歩み寄ってだんだんと距離を縮めて行かれました。


また、とても親しみやすいキャラクターで参加者の皆さんの緊張した表情もすぐに消えました。

約1時間半の教室でしたが、前半はボールに慣れること、身体を動かす楽しさを感じることを中心に指導されました。
例えば、親子で1組になり、走りながらボールをパスし合ったり、静止した状態で投げ合ったりすることで全身を使って
ボールを取ったり投げたりする大切さや、声を出し合うことで意思疎通を図る大切さを体感して学ぶといった内容がありました。


一見、バレーボールをする上では関係のなさそうに見えるメニューもありましたが、一つ一つの意味について解説されるたびに
皆さんは頷き「なるほど~」と関心されている様子でした。


続いて後半は、実際のコートを使ったレシーブやアタックの指導に入りました。
ここでも様々な工夫がなされていましたよ・・・


例えば、レシーブ時の腕の形の作り方と、ボールを受ける位置について分かり易くかつ理論的に解説されたり、
アタックの練習も最初は保護者が高く挙げた手のひらにハイタッチさせる方法などで子どもたちも熱心に取り組んでいました。
しかし、熱心に取り組まれていたのは子どもたちだけではありませんよ~
保護者の皆様です!
「コーチと見本を見せてくれる人~?」
との呼びかけに、真っ先に保護者が手を挙げる姿を何度も見かけました。

そして、全てのメニューが終了するとみんなで記念撮影をして閉会しました。

・・・が!

いつの間にか新たな特訓!?が始まりました!
最初は数人だけでしたが、次第に増えて行き・・・
なんと、気付けば全員がコーチを囲んで連続トスが行われていました☆
突然のことにも快く応じて、楽しい思い出の時間を作ってくださり本当にありがとうございました。


今回の教室で感じたことがありました。
それは、何よりも身体を動かすことを“楽しむこと”を大切に指導されていたことです。
親子という関係をうまく活かしたり、全体に上手く声掛けをしたりしてモチベーションを高めていく様子はさすがだなと感じ、
非常に参考にさせていただきました。
わたしたちも、最近、幼児期の体力向上について学ぶ機会が多くなってきましたが、
そのときにも運動好きにすることが何よりも大事だと学びました。
子どもだけに限らず、誰にとっても
“身体を動かすこと=楽しい”
と感じて貰えることが何よりも重要です。
今後の取組みにおいても実践していきたいと思います。


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